交通事故に遭われたら

 

現代は車社会であり、18歳以上の方のほとんどが運転免許証を所持しています。

ですから、あなた又はあなたの身の回りの方が、不幸にも交通事故に巻き込まれてしまうということは十分にあり得ます。そして、自分が被害者になってしまうこともあれば、加害者になってしまうこともあります。

加害者になってしまった場合には、任意保険に加入していれば、ほぼ例外なく示談交渉の代行サービスが付加されていますから、被害者の方との示談交渉は全て保険会社にお願いができます。

これに対し、被害者になってしまった場合には、基本的には全て自分で対応しないといけません。

そこで、不幸にも交通事故の被害者になってしまった場合、最低限、以下のことを心がけるようにしてください。

・ 事故後、すぐに警察と保険会社に連絡をする
(警察を呼ばずに、自分たちだけで解決をするようなことは絶対にしない)
・ 余裕があれば、事故後の現場の状況をカメラ等で撮影しておく
・ 事故の目撃者がいれば、住所・氏名を教えてもらえるならば教えてもらう
(ただし、無理強いはしない)
・ 警察が行う実況見分に可能な限り立ち会い、事故状況について正確に説明をすること
(警察官が作成する実況見分調書は、後日、被害者と加害者との主張が整合しない場合に重要な証拠として使用されます)
・ 警察の事情聴取に対しては、記憶に従い、正確な供述をすることを心がけること
・ 事故後、なるべく速やかに病院に行くこと
・ 医師の指示に従い、適切な期間、適切な治療を受けること
・ 接骨院、整骨院や鍼灸院に通院をすること自体は、医師の指示があれば問題ありませんが、必ず医師のいる病院にも通院をすること
(不幸にも後遺障害が残ってしまうというような場合、最終的に医師に特殊な診断書を書いてもらう必要があるので、病院にかかっていることが極めて重要です)
・ 保険会社の対応に疑問を感じたら、なるべく早期に弁護士に相談をすること
・ ご自身の加入されている自動車保険の保険証券を確認し、「弁護士費用特約」(保険会社によって若干名前が異なるかと思いますが、内容としては、概ね300万円を上限に弁護士費用を保険会社が立て替えて支払ってくれるというものです。)に入っているかどうか確認すること
・ 弁護士費用特約に入っているようであれば、念のため保険会社に電話をし、特約が適用される事故なのかどうかを確認しておくこと

 

交通事故問題は、早期に弁護士にご相談されることで、全く違う解決になるということもあります。

当事務所の弁護士は、交通事故の取扱実績が豊富です。被害者側の人損事故で、加害者が任意保険に加入している案件に関する法律相談は、初回に限り無料です(ただし、弁護士費用特約付保の方は30分3150円の費用が発生いたします。)ので、交通事故でお困りの方は是非当事務所にご相談ください。

 

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