【コラム】債務整理その2~債務整理の方法~

2013-02-19

今回は、債務整理の方法についてご紹介したいと思います。
それぞれの方法についての具体的な内容については、
また、後日のコラムにてご紹介しますので、本日は、
概括的な内容のご紹介にとどめておきます。

一言に債務整理といっても、何通りかの方法があります。
それは、支払いが厳しい方といっても、
もはや絶対に全額を支払うことは不可能な方から、
少しの期間、支払いを猶予してもらい、ある程度長期分割に
してもらいさえすれば、支払うことのできる方まで、
様々な方がいらっしゃるので、そのために
いくつかの方法が用意されているのです。

まず典型的な債務整理の方法は、自己破産です。
自己破産をする究極的な目的は、裁判所から免責決定を
もらうことにあります。
免責決定をもらうことで、借金を支払うべき義務が消滅するからです。

次に、個人再生という方法で債務整理をすることもできます。
これは、債務整理をする方の借金の総額や所有する資産によっても
変わってくるので、一概には言えませんが、おおむね、借金の総額の
2割程度を3~5年間の分割払いにして支払う手続きです。
この場合、残りの8割については、支払う必要がなくなります。
自己破産と比較すると、借金が減額になるとは言え残ってしまうのですが、
この手続ですと、自宅を手放さなくてよい場合があること、
ギャンブルなどが原因でできた借金についても利用できることなど、
個人再生に特有のメリットがあることが特徴です。

最後にご紹介するのが任意整理です。
これは、基本的には、借金の元本全額またはそれに近い金額を
支払うことになるのですが、長期分割にしてもらったり、
支払金額や期間を一部猶予してもらうなどして、
無理なく支払うことができるよう、各債権者と話し合いをする
ことによって解決する手続です。
最近では、概ねどの債権者も法律で決まっている範囲内での
利息で貸し付けを行っているため、弁護士が介入しても
支払総額を減らすことがなかなか困難になっているため、
任意整理で解決できる事例というのは、数年前と比較しても
格段に減っているという印象があります。

その他にも、特定調停という手続もありますが、説明は割愛します。

ご自身の場合に、どの手続きをとるのが最善なのかについては、
なかなか、ご判断が難しいこともあると思います。

債務整理の方法について、判断がつかずお困りの方は、
弁護士に相談することを強くお勧めいたします。

2013年2月19日 弁護士 濵川俊

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